2023/05/15
社会貢献

中学生の「総合学習探求の時間による職場訪問」受け入れを実施

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 2023年4月26日(水)に、本学医学科 精神医学分野の志村哲祥兼任准教授の協力のもと、愛知教育大学附属岡崎中学校3年生5名が来訪し、受け入れを実施しました。

 同中学校では、生徒が在学している3年間をかけて、課題を見つけ、自ら調査し探求する学習に取り組んでおり、今回、「睡眠」をテーマに研究していた生徒が、修学旅行を機に本学で睡眠に関する研究をしている志村先生を訪ね、調査結果をプレゼンし講評を受けたいと申し入れがありました。

 当日は、5名のうち1名の生徒さんが中学1年生から研究していた「睡眠について」と題したプレゼンテーションを行い、これに対し、志村先生が講評する形で行いました。その後、皆さんから睡眠に関する質問を受け付けると、「試験勉強を徹夜でしたほうがいいのか早く寝たほうがいいのか」「夢の続きをみることはできるのか」「なかなか寝付けないときの対処法は」など活発に質問がなされ、志村先生が丁寧に解説していきました。

<志村先生からのコメント>

 生徒の方からは中学生活の中で自己学習された「夢」と「睡眠の意義」について、深いレベルまで調査した結果を、発表して頂きました。中学校での睡眠の実態についても調査をされており、発表された学校では睡眠時間は比較的保たれていたことなどを教えて頂きました。質疑応答では、発表いただいた内容に対してさらに詳しく解説を行い(たとえば、夢はREM睡眠でなくても見ているが、内容が異なること、夢は現実世界の20倍速で進行することなど)、中学生がなかなか寝つけない場合に考えるべき睡眠?睡眠リズムの原因などについて議論を行いました。

 睡眠の持つ大切な意義について、中学校での研究テーマとして取り上げていただいたこと、そして意見交換できたことをとても嬉しく思います。

このニュースに関するお問い合わせ

学校法人東京医科大学 企画部 広報?社会連携推進室 03-3351-6141(代表)

※中高生の「総合的な学習の時間(総合学習)」受け入れの取り組みについて詳細はこちらをご覧ください。

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